人は4つ気質がそれぞれ混ざり合って出来ている。
こんにちは。本宮 貴大(もとみや たかひろ)です。
この度は、記事を閲覧してくださって本当にありがとうございます。
今回のテーマは「人は4つ気質がそれぞれ混ざり合って出来ている。」というお話です。
是非、最後までお読みくださいますようよろしくお願いします。
人の気質には4つの気質がありました。この中から「最も強い気質」と「次に強い気質」の2つが混ざり合って性格が創られます。
その結果、4つの気質がそれぞれ4タイプに分類出来、合計16タイプになります。これらのタイプの人達がそれぞれ得意な分野で活躍することで社会は正しく機能するのです。
前回の記事を読んで「人間を4つのタイプにきれいに分類することなんて出来ないのでは。」と思った人も多いでしょう。
そうですね。正確には、その気質に別の隣り合う気質が組み合わさった性格になります。その結果、4つのタイプがさらに4つのタイプに分けられ、合計16タイプにまで分けることができます。
外向型 | |||||
柔軟型 | 冒険者 | スター | クリエイター | カリスマ | 情緒型 |
実務家 | 職人 | 芸術家 | 理想家 | ||
思考型 | 講演者 | 先生 | 責任者 | ホスピス | 決断型 |
学者 | エンジニア | 努力家 | 組織人 | ||
内向的 |
といわけで、今回は気質が混ざり合うとどうなるのか。また16タイプにはどのようなものがあるのかを紹介していきたいと思います。
多血質とは、いろいろな物事に興味を示し、周りの人や物に対して開放的で風のような自由な気質でした。
胆汁質は目標に向かって燃えるさかる炎のように努力し、物事に果敢に挑戦していく行動力ある気質でした。
この多血質に胆汁質的な要素が加わるとどうなるでしょうか。
目標に向かう対象が人生を楽しむことになれば、人生を謳歌し、どんな困難も巧みにかわし、楽しい人生を送ることが出来る「世渡り上手」となります。したがって、他人を楽しませることに喜びを感じ、それが目標になれば、どんどん積極的に行動していくタイプになります。
これが外向的になると、スポットライトが当たることで力を発揮し、華やかなオーラを放つ「スター」になります。
一方で内向的になると、感覚がより鋭くなり、辛抱強く自分のスキルや技術を最高まで高めることで人々を魅了する「職人」になります。
粘液質とは水のように静かで、激することなくおだやかで、些細なことに動じない。ワクワクすることは絶対にない単調な作業も集中して取り組むことが出来ます。また、客観的・論理的・理性的なものの見方が出来るため、仲介役や調整役を担当出来る気質です。
多血質にそんな粘液質的要素が加わると、好奇心を持って、いろいろな事に挑戦し、途中の不意な出来事にも論理的・客観的な解決方法を素早く考えだし、臨機応変に対応出来るタイプになります。
これが外向的になると、雰囲気を盛り上げ、その場の緊張を和らげ、社交的な「冒険者」になります。
一方で内向的になると、観察眼が鋭くなり、メカや機械操作に強い「実務者」になります。
逆に粘液質に多血質的な要素が加わると、どうなるでしょうか。進取の気性に富み、いろいろな事に興味を示す一方で、一歩下がって全体像を見ることが出来、失敗してもあまり気にしない。
外向的な場合、表現が上手で、口が上手く、人々に熱意を伝えることが出来る「講演者」になります。
一方、内向的になると、物事の原理原則や理論を見つけ出し、複雑な問題について常に頭の中で分析している「学者」になります。
憂鬱質とは規律や規範をしっかり守る誠実さと、どんなことも深く深く思考を巡らせ正しい決断を下すことが出来る気質です。
粘液質にそんな憂鬱質的な要素が加わると、いろいろなアイディアが湧きでてきます。そのアイディアは合理的で効率的な実用性の高いものです。
それが外向的になると、部下を管理し、監督し、客観的な基準のもと、公正な評価をくだすことが出来る「先生」になります。
一方で内向的になると、洞察力が高まり、合理的な発想と技術の知識を持ち、繊細で緻密な図面を描く「エンジニア」になります。
逆に憂鬱質に粘液質の要素が加わると、どんな状況でも強い倫理観と客観性のある決断を下し、地に足のついた思考が出来るようになります。
これが外向的になるとルールを乱す人を臆することなく批判し、規律ある組織を維持出来る「責任者」になります。
一方で内向的になると、細かいことに気を配り、長期的な計画を立てて時間をかけてムラなく仕事を成し遂げる「努力家」になります。
憂鬱質に胆汁質の要素が加わると、目標に向かって責任感と義務感をもって、素早く行動するタイプになります。
これが外向的になると人付き合いが良く、親切で思いやりにあふれ、困った人の所へすぐに飛んでいく「ホスピス」になります。
一方で内向的になると組織の目標達成のために指示・命令を忠実にこなし、最後まで完遂させる「組織人」になります。
逆に胆汁質に憂鬱質的な要素が加わると、理想に向かって困難に立ち向かい、最後まで仕事を成し遂げるタイプになります。
これが外向的になると、共感力に優れ、他者の成長を手助け出来ることに喜びを感じる「カリスマ」になります。
一方で内向的になると、自分が描いた理想を実現するためにじっくりと計画を練って実行する「理想家」になります。
最後に胆汁質に多血質の要素が加わると、可能性を追求し、斬新で全く新しいモノを創りだすことが出来るタイプになります。
これが外向的になると、既存のルールややり方を打ち破り、みんなに新たなモノや価値感を示す「クリエイター」になります。
一方で内向的になると、洞察力や美的センスが強くなり、自分が信じている価値感を頑なに持ち続ける「芸術家」になります。
以上。
今回も最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
本宮 貴大でした。それでは。