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【気質診断】あなたは感覚型?それとも直感型?

こんにちは。本宮 貴大(もとみや たかひろ)です。

この度は、記事を閲覧してくださって本当にありがとうございます。

今回のテーマは「【気質診断】あなたは感覚型?それとも直感型?」というお話です。

是非、最後までお読みくださいますようよろしくお願いします。

 

 それでは、今回から、あなたは4つの気質(多血質、憂鬱質、粘液質、胆汁質)のどの気質に属するのか。また、16のタイプのうちのどのタイプに該当するかを診断していきたいと思います。

 今回は第1の特質である感覚型直感型について診断します。しかし、まずは、両者の特徴をしっかりつかんで頂いて、診断は最後にしたいと思います。紙と鉛筆をご用意ください。

感覚型 直感型
細かいところに気がつく 全体像を把握出来る
現在の具体的なものを見ている 未来の可能性を見ている
目に見えるものに集中する 目に見えないものを想像する
物理空間に住んでいる 情報空間に住んでいる
商品を運用する 商品を生みだす
実行する人 考える人
実践的な学問に惹かれる 理論的な学問に惹かれる

 

物事の細かいところや、具体的なものに注目する感覚型

物事の全体像や、本質的なものに注目する直感型

 第一の特質はものの見方の違いです。

 私達は日々、あらゆる情報の囲まれて生活をしています。その中で無意識のうちに自分に必要な情報を取り入れています。その際、情報を集めて認知する時の違いによって2つの特質に分類出来ます。

 1つは、自分の五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を通じて情報を集め、目の前のものを見えたまま、感じたままに取り入れることが出来る特質で、「感覚型」と言います。

 もう1つは、第六感を通じて情報を集めています。しかし、それは感覚型のような目の前の細かな部分ではなく、情報の全体像を把握し、その情報が今後どのように発展する可能性があるかに興味を持っている気質で「直感型」言います。

 言ってみれば、感覚型は「木を見る」タイプで、直感型は「森を見る」タイプと言えます。あなたはどちらのタイプでしょうか。

 

 具体例を通して見ていきたいと思います。

 

 あなたは今、花を一輪渡され、その花について説明を求められました。あなたは次のうち、どのように応えるだろうか。最も近い方が、あなたの特質になります。

 

 感覚型は「キレイなのは花びらの鮮やかな色だけでなく、葉もつやつやしているところも。ほのかな香りや、手に取った時のふんわりとした軽い感触も気分が上がるね。」などと感覚によって得た情報について話す。

 一方、直感型は「この花を見ていると、祖母のことを思いだすなぁ。祖母の庭にはこの花が咲いており、毎年、夏休みに遊びにいくと、テーブルにこの花が飾ってあったよ。」などと一見、その花とは直接関係ないことでも関連付けて話します。

 

 別の例でもう一度、やってみましょう。

 あなたは今、リンゴを渡され、そのリンゴについての説明を自由にしてくださいと言われました。求められました。あなたは次のうち、どのように応えるだろうか。最も近い方が、あなたの特質になります。

 

 感覚型は、「このリンゴは長野県産だね。尻の部分が豊かで青みがなく、少し黄ばんでいるくらいが美味しいみたいだよ。うぅぅん!この肌触り、しっとりとした重さがあって、叩くと澄んだ音がするね。よく熟した香りがする。」と五感で感じたことを率直に的確に述べます。

 一方、直感型は「リンゴが下に落ちたことで、ニュートン万有引力を発見したんだよね。アダムとイブの話でもお馴染みだよね。調理法も多彩でアップルパイやジュースにもなるよね。健康にも良いし。『1日1個のリンゴ生活で医者いらず。』なんてね。」とリンゴそのものの特徴ではなく、リンゴから連想されるものやイメージを語ります。

 このように感覚型は、目に見えるものを緻密に正確に読み取ることが出来ます。一方で直感型は、そのものとは全く関係のないアイディアや考えが閃くなど目に見えないものを想像することができます。

 

現在の具体的なものを見ている感覚型

未来の可能性を見ている直感型

 両者は仕事に対する姿勢も異なります。

 例えば、感覚型と直感型が同じウナギの製造会社に就職しました。しかし、両者は同じ製造ラインを見ても、感じ方や注意の方向が全く違います。

 

 感覚型はウナギの鮮度は大丈夫か、張りやツヤはどうか、どのくらいの切れ味の包丁を使うか、捌き方はどうするか。どのくらいの温度で焼くのか、焼き具合はどうか。味つけはどうか、など今現在起こっている細かなことに対して注意が行き、その日の成果がはっきり分かるような仕事を好みます。

 

 一方、直感型は、製造ラインのスピードを上げるにはどうすれば良いか。稼働率を上げるにはどうしたら良いか、不良品を出さないようにするにはどうすれば良いか。廃棄物をどのように処理するか。単調な作業による人間の集中力の限界はどこまでか。休憩時間は増やすべきか減らすべきか。などの物事の本質や全体像に注意が行き、可能性に期待し、斬新な手法で問題を解決することを好みます。

 

 感覚型の割合が高い職業には、銀行員、警察官、公務員、農家、教師、医師、看護師、経理関係、不動産、秘書、パイロットなどがあります。

 直感型の割合が高い職業には、学者、音楽家、芸術家、作家、ジャーナリスト、心理学者、カウンセラー、聖職者、デザイナー、大学教授、評論家、コンサルタント、法律家、プログラマーなどがあります。

物理空間に住んでいる感覚型

情報空間に住んでいる直観型

 感覚型は運動神経が発達している人が多いです。動きに無駄がなく、颯爽とした身のこなしは非常に優雅な印象を与えます。しかし、直観型は人生の大半は専ら思考に費やしているため、ハタから見ていると「心ここにあらず」という印象を受ける。動作が緩慢で、いつも別のことを考えているため、しょっちゅう階段につまずいたり、ドアにぶつかったりします。感覚型は物理空間に住んでいるのに対し、直感型は情報空間に住んでいます。

 

 直感型は創造的な才能を持つ人が多いです。物事の表面だけでなく、本質に目を向け、今後の可能性を見極める能力があります。感覚型は既に確立されたやり方を応用することを好む傾向が多い。これまでの経験や前例を重視し、事実やデータに信頼を置きます。感覚型を「現実主義」、直感型を「理想主義」と言い換えることも出来るでしょう。

 

 感覚型と直感型ではものの見方が異なるため、意見が食い違うことがあります。

 しかし、これは住んでいる世界が違うため、当然のことのように起こる事実です。

 感覚型にとって直感型の語る夢や理想は現実離れしており、浮き足立っているように思えてしまう。したがって直観型に対して「もう少し地に足のついた思考や行動をしたらどうだい。」という提案をします。

 一方、直感型は感覚型の細かいことや些細なこと、つまらないことばかり気にしているように思え、「そもそもの目的や方向性を見失っていないかい。」と提案することがあります。また、感覚型の夢のない、あまりに現実的な思考に向上心のなさを感じたりします。

 

 感覚型と直感型は正反対の機能なので、多くの場合、どちらかが優れている場合は反対の機能は荒削りでコントロールが利きにくくなります。

 例えば、感覚型の人は緻密で細かな仕事が出来るけれど、ひらめきや発想力を求められる仕事では失敗をしやすい。また、直観型はその逆になります。

 

新しい商品を生みだす直感型

 

生みだされた商品を運用する感覚型

 直感型は新しいアイディアを生みだすなどの独創性や創造性を求められる仕事をしている時が一番イキキしています。直感型のひらめきや発想によって商品化されたものが市場に出回り、欠陥品が見つかる頃、直感型は既に次の新しい商品の開発に取り組んでいます。後の細かい処理は他人任せにします。しかも、その他人は専ら感覚型の人であり、喜んで欠陥品に対応し、上手く処理します。

 新しいプロジェクトを企画し、立ち上げる能力のある人は往々にして、それを円滑に進めていく能力に欠けるものです。直観型は日々の決められた日常業務の繰り返しには耐えられず、創造的な仕事が終われば、興味を失ってしまいます。

 

 一方、感覚型は技術を取得し、それを繰り返し有効に使うことを好みます。手術中に外科医、肖像画を描く画家、数字を帳簿に記入する経理係、トイレの修理をする配管工など・・・今目の前にある仕事に集中して取り組み、その行為に喜びを感じています。

 

 直感型は行為そのものよりも、それが何を意味するかを重視するのに対し、感覚型は、たとえ単調な作業で目的が不明瞭でも自分の技術やスキルを繰り返し使い続けることに喜びを感じるのです。

 直感型は発明するのが好きな商品開発タイプで、感覚型は実際に発明品を活用・運用する技術者タイプです。言ってみれば、直感型が「考える人」で、感覚型は「実行する人」となるでしょう。

実践的な学問に惹かれる感覚型

理論的な学問に惹かれる直感型

 感覚型は実践的で具体性のある学問に惹かれる傾向があります。例えば、工学技術や科学技術、ビジネスや経営学マーケティングに関する学問に惹かれます。

 一方で直感型は理論的で抽象的な学問に惹かれる傾向があります。例えば、哲学、心理学、社会学、文学などです。

 もちろん、直感型で工学を専攻している人もいますし、感覚型でも心理学を専攻している人もいます。ただ、特質によって惹かれる学問に一定の傾向があるということです。

さて、いかがでしょうか。あなたがどちらの特質をもっているかがおおよそ検討がついたのではないでしょうか。それでは、診断に入ります。多くチェックがついた方があなたの特質になります。(チェック機能がないので、紙と鉛筆で代替願います。)

チェック欄 五感型 チェック欄 直感型
  確実で具体的なものを大切にする   ひらめきや言外の意味を大切にする
  実践出来るアイディアを歓迎する   新しい、斬新なものの見方を歓迎する
  現実的な考えや常識を重視する   想像力や革新的なものを重視する
  データを細かく把握し、木を見る   ものごとの全体像を把握し、森を見る
  言いたいことは単刀直入に表現する   比喩や暗喩を使い、言い換えるのを好む
  ひとつずつ順を追って詳細に情報を示す   話を飛ばし、遠まわしは表現をする
  現在に注意を払う   将来に注意を払う

 

 いかがでしたか。感覚型に該当した人は多血質憂鬱質のどちらかになります。直感型に該当した人は粘液質胆汁質のどちらかになります。

 さらに診断をすすめていきましょう。

あなたは思考型?それとも情緒型?

 

motomiyatakahiro.hatenablog.com

 

あなたは決断型?それとも柔軟型?

 

motomiyatakahiro.hatenablog.com

 

あなたは外向型?それとも内向型?

 

motomiyatakahiro.hatenablog.com

 

以上。

今回も最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。

本宮でした。それでは。