問題を解くスピードを上げる方法。

 こんにちは。本宮 貴大(もとみや たかひろ)です。

この度は、記事を閲覧してくださって本当にありがとうございます。

今回のテーマは「問題を解くスピードを上げる方法。」というお話です。

是非、最後までお読みくださいますようよろしくお願いします。

復習すると情報は符号化され、パターン認識として脳に記憶されます。これによって脳は高速で問題を処理することが出来るのです。

 復習を何度もすると、記憶は符号化されます。すなわち、簡単な記憶として圧縮され、必要な時に素早く取り出すことができるのです。

 数学や物理が得意な人は、物知りでも、数学的思考力が高いわけでも、物知りでもありません。数学や物理の問題のパターンが簡単な記憶として生理整頓されているのです。

 

 例えば、物理の滑車の問題が出たとして、物理が得意な人は問題をさっと見るなり、「ああ。これは、あのパターンの問題とだいたい同型だな」とカテゴライズを最初に行うことで、あっと言う間に正解を導いてしまいます。

 

 一方、問題が解き慣れていない場合、どのような滑車の大きさか、どのくらいの水圧がかかっているか、といった個々の内容について注意を払わなければいけません。その結果、ワーキングメモリの腕が少なくなり、情報の処理が進みづらくなるため、解く速度も落ちます。

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  問題のパターン認識は数学や物理に限らず、例えば将棋のプロやチェスの名人などの頭脳労働者の問題解決は素人に比べて問題をパターンとして覚えており、

 「お!この守りのパターンで来たな。次はこのパターンの攻めで来たな。」などの状況を複数のパターン化にして覚えているのです。

 このように頭の良い人は、問題を1から考えることはせず、過去の類似問題との同型性を見出すパターン認識が優れているのです。

 

人間はトップダウン方式とボトムアップ方式の処理方法を使い分けています。問題を素早く解くにはトップダウン方式の処理を行う必要があります。

 

 ここで是非とも知っておいて欲しい用語があります。それはトップダウン処理とボトムアップ処理で、前者を人間脳の処理方法、後者をコンピュータ脳の処理方法と喩えることが出来ます。

 

 どういう意味かといえば、例えば、あなたはこれから大人数の前である企画のプレゼンテーションをすることになりました。こんな時、コンピュータ脳は

 「参加者の母国語は日本語で良いか。日本語を母国語とする人は何人いるか。」

 「近くで工事をしているから80デシベルの音圧で話せばよいか。」

 「自分の声を参加者に届けるには空気が必要。この部屋には空気が満たされているか」

といったあらゆる情報を吟味し、いわば無心に淡々と情報やデータを積み重ねて結論を出していく方法。これを「下から上へ」という意味でボトムアップ方式と言います。

 

 一方、私達人間脳は

 「母国語が日本語かどうか、空気が満たされているかどうかなんて、いちいち確認しなくても分かり切ったこと」

 というように解釈出来ますよね。トップダウンとは上から下に解釈するという、経験や知識によって予測や期待、仮設などを立てる方法を言います。これはコンピュータ脳には真似の出来ない人間ならではの神業になります。人間はこのトップダウン方式とボトムアップ方式の2つを使い分けています。先程の数学の問題のパターン化が上手な人はこのトップダウン方式の処理で問題を解いているのです。

 あまり詳しくない内容の勉強をするときや、見慣れない問題を解くとき、または初めて勉強する内容は、トップダウン方式の処理が出来ず、断片的な情報を1つ1つ拾い集めていくというボトムアップ方式の処理になります。したがって、トップダウン方式の処理に比べてかなり時間がかかり、正確性も落ちます。

 

 では問題をパターン化し、トップダウン処理が出来るようになるにはどうしたら良いのでしょうか。

 

 そうですね、復習を何度もやるのです。

 復習すれば記憶は整理されます。

 

 よく人間の頭は記憶の図書館に喩えられます。しかし、復習が不十分だと、その本棚はぐちゃぐちゃになっており、必要な情報を必要な時に素早く取り出すことが出来ません。

 普通、頭の良い人の本棚は何冊もの本が羅列されているイメージですが、それは違います。だいたい7~10冊程度です。その本の中にしっかりと情報がカテゴライズされて入っているため、情報を素早く正確に取り出すことが出来るのです。

以上。

今回も最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。

本宮 貴大でした。それでは。