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物理と化学は「なぜなら~」で制する。

 こんにちは。本宮 貴大(もとみや たかひろ)です。

この度は、記事を閲覧してくださって本当にありがとうございます。

今回のテーマは「物理と化学はなぜなら~で制する」というお話です。

是非、最後までお読みくださいますようよろしくお願いします。

物理と化学は問題の解答を「なぜなら~」とセットで覚えるようにしよう。理科とは「自然界の法則」を学ぶ学問なのです。

 

 覚えたい用語は「なぜなら~」とセットで覚えれば確実であることを言いました。この勉強法が最も効果を発揮する科目は「理科」だと思います。その中でも物理と化学が効果的だと思います。さあ、これらを踏まえて実際の勉強に応用させてみましょう。次の例文は、中学校程度の理科の内容です。

 

例文  昼間は大地の方が、海水よりも熱くなる。したがって、

   海から陸に向かって風が吹く。夜は逆に陸から海に向かって風が吹く。

 

 これを一字一句、意味を考えずに覚えようとしたら大変です。「なぜなら」を考えながら、覚えてみましょう。

「昼間は大地の方が、海水よりも熱くなる。」なぜなら、地面の方が水よりも暖まりやすいから。

「海から陸に向かって風が吹く。」なぜなら、地面からの熱によって暖められた空気は軽くなって上昇し、そこに海側の空気が入り込み、風が出来るから。「夜は陸から海に向かって風が吹く」なぜなら、地面の方が水よりも冷めやすいから。

 ここで「地面の方が水よりも暖まりやすく、冷めやすい」という事実が出てきました。なぜなら、地面の方が水よりも比熱が小さいからです。「比熱が小さい」とは、熱量を与えた時、温度が上がりやすく、熱量を止めた時、温度が下がりやすくなる。逆に「比熱が大きい」とは、熱量を与えた時、温度が上がりにくく、熱量を止めた時、温度が下がりにくくなることです。

 どうやら地面や水などの物質によって「比熱の大小」が異なるようです。なぜなら物質によって、熱容量が異なるからです。熱容量とは・・・・

 

 このように「なぜなら」を考えながら勉強すると例文の意味が分かるだけでなく、そこから様々な事実が浮かび上がってくるのです。

 

 しかしながら、理科の問題のほとんどは「自然界の法則」という原理・原則をもとにして作成されています。つまり、理科とは、「自然界の法則」を学ぶ学問なのです。

例えば以下の例題を解くとき、解答を理由と一緒に覚えるのです。

例題 Aさんが物体Bを50㎏fで押した場合、Aさんは物体Bからどのような力を受けるか大きさと方向で答えなさい。

 

 Aさんは物体Bから50㎏fの力を一直線上反対向きに受けます。なぜなら、Aさんが物体Bを押すという「作用」があれば必ず物体BがAさんを一直線上反対向きに押し返す「反作用」が発生するからです。力の問題は必ず、大きさと方向に注意する必要があります。なぜなら力とは「作用点」、「大きさ」、「方向」の3要素があるからです。その中の「大きさ」と「方向」をまとめて「ベクトル」と呼びます。

上記の問題は「作用・反作用の法則」を知っていればすぐに解けます。

 

このように物理と化学は問題の解答を「なぜこうなるのか」という「自然界の法則」を理由としてセットで覚えれば確実に実力がつきます。

以上

今回も最後まで読んで頂いて本当にありがとうございます。

本宮 貴大でした。それでは。