日本史はストーリーで覚える!

日本史を好きになるブログ

新企画【将来役に立つ!政治・経済】 プロローグ 全国の学校教師の皆さんへ。

 

こんにちは。本宮貴大(もとみやたかひろ)です。

 

 現在やっている【歴史はストーリーで覚える】シリーズは今後も続けていきますが、それに並行して新企画として【将来役に立つ!政治・経済】もシリーズとして開始していきたいと思います。

 最終的に当ブログは「社会科目全般」を取り扱うブログにしたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 今回はプロローグということで、「全国の学校教師の皆さんへ」というテーマでお話させていただきます。

 学校の先生達の仕事は、科目という「情報」を教える授業をするのではなく、将来役に立つ「知恵」という生きた知識を教える授業をすることです。「情報革命」という時代の流れから目を背けてはいけません。

 

 

 勉強しない生徒達の理由に「将来、役に立たないから」という人達が非常に多いです。果たしてこれは本当なのでしょうか。残念ながら、まぎれもない事実です。

 

 しかし、勉強内容自体が役に立たないわけではありません。例えば、一見何の役にも立ちそうにない数学ですが、実は世の中のあらゆるところで活躍しています。微分積分は車のスピードメーターに利用されているし、ベクトルという概念は、飛行機の離着陸にも応用さされています。

 数学に限らず、国語、理科、社会、文学、哲学、心理学、経済学、法学、理学、工学、医学など、今現在、全ての教育機関で教えている学問は全て将来、何ならかの事に役に立ちます。だからこそ、学問化されているのです。

 

 にも関わらず、多くの生徒達からこれらの勉強は「将来役に立たない」というレッテルを貼られています。

 申し訳ないですが、これは学校の先生の授業の教え方に問題があるのです。

 いや。本当に申し訳ないですが、これは事実です。私の体験談からもそう言えます。

 

歴史もそうですが、淡々と事実だけを覚えさせられるだけでは、やる気も起きません。

 

 学校では淡々と事実だけを教える「情報」を教える授業になってしまっています。しかし、勉強とは単なる「情報」を得るための手段ではなく、将来どこかで何らかの役に立つ「知恵」を得るための手段でなくてはなりません。

 

「知恵を教えるために、情報を教える。」これが教育です。

 

  ありがちなことですが、「手段」が「目的」になっています。「知恵」をつけさせるために「情報」教えるという手段をやっているのに、「情報」を教えることだけに集中しすぎて、本来の目的を見失ってしまっています。

 これは100%先生達に問題があります。

 例えば、「日本史」を学ぶと手段が目的になってしまう事例はいくらでもあります。私達は歴史を学ぶことが目的になってしまい、全く知恵に昇華出来ていないのです。

 

 ハッキリ言います。単に「情報」を知るだけなら、生身の先生よりもグーグル先生に質問を投げかけて方が、効率的だし、何でも答えてくれます。暗記力なら、どんな人よりも優秀です。

 

 そうなると、今いる学校の先生達は全て要らないということになってしまいます。

 

 もし、今後も単なる「情報」を教えるだけの授業を今後も続けるのであれば、今すぐ退職してください。税金の無駄です。

インターネットが誕生し、これだけ普及した「情報革命」という18世紀にイギリスで起きた「産業革命」に匹敵する革命が起きて 久しい現在、もうこの事実から目をそむけてはいけません。

 

 さもないと、教師という職業も時代と共に淘汰されてしまいます。

 

 先生達が今後やるべきことは「知恵」を教えることです。

 

 しかし、情報を知恵へと昇華するのは、生徒達がやるべきだと思う人もいるかもしれません。

 

 いいですか。生徒達は教育を受ける側です。「情報」を得るだけで精一杯なのです。それを先生達が「知恵」へと昇華させる手助をやるべきです。

 あなた達はプロです。お金をもらって仕事をしています。お金とはあなたの労働に対する対価ではありません。あなたが社会に提供した価値に対する対価です。もはや、「情報」を教えるだけの授業は価値とは言えなくなっています。

 

 当ブログでは過去に「本来人間はやる気満々で生まれてくる」と書いていますが、人間には生まれつき知的好奇心が備わっているのです。そんな子供達を知的好奇心の開拓へと導いてあげること。これが教育であり、教師の仕事です。

 

 生徒達の方が、はるかにはるかに賢いです。将来役に立たない「情報」をいくら勉強しても時間のムダです。これでは誰だってやる気は起きません。先生達だって、おそらくそう感じると思います。「ムダなこと」かつ、「強制的にやらされること」がどれだけ苦痛か。考えたことありますか。

 

 しかし、先生達はこんな事を言う私のことを「へそ曲がり」とか「謙虚な気持ちを持ちなさい」と言います。

 科目の知識という「情報」しか持っていないという自分達の非は絶対に認めない。もはや先生達が教育された方が良いとさえ思えます。

 

勉強とは本来楽しいものです。

そこで私は、【この将来役に立つ!政治・経済】を通して、前途ある若者達に生きた知識を提供していきたいと思います。

 

 ということで、【将来役に立つ!政治・経済】の第一回目の講義は間もなくアップロードします。お楽しみに。

 最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。

本宮貴大でした。