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豊臣秀吉に学ぶ やる気マネジメント。

 こんにちは。本宮 貴大(もとみや たかひろ)です。

この度は、記事を閲覧してくださって本当にありがとうございます。

今回のテーマは「豊臣秀吉に学ぶ やる気マネジメント。」というお話です。

是非、最後までお読みくださいますようよろしくお願いします。

テスト前にたっぷりとご褒美を与えることで、子供の外発的動機を最大限に高めることが出来る。

 子供が勉強に対してやる気を出さないことに悩んでいる親御さんは多いと思います。今回はそんな子供にテストに対するやる気を高める方法を歴史上の「あの人物」の事例とともにご紹介します。

 

 やる気には2種類のやる気があり、「成績が上がったらおこずかいをあげる」とか、「勉強しないとゲーム機を捨てるぞ。」といったアメとムチによる動機付けである「外発的動機」と、好奇心や探究心、向上心によって本人の心の内側から湧き上がってくる感情によって動機付けられる「内発的動機」がありました。

 今回は前者の外発的動機を最大限にまで高める方法を豊臣秀吉の事例から学んでみましょう。

 

 豊臣秀吉といえば人心掌握のプロとして知られてしますが、豊臣秀吉は気前が良く、そのくれっぷりの良さは織田信長徳川家康とは比べ物になりません。そんな彼には家臣や部下達の外発的動機を最大限にまで高めたエピソードがあります。

 

 本能寺の変によって主君・織田信長の横死を知った秀吉は当時、中国方面統括事業部長として中国の名門・毛利輝元と戦っていました。(備中高松城の戦い)

本能寺の変の犯人が同じ重臣の明智光秀の仕業であることを知った秀吉は、すぐに毛利と和睦を結び、すぐに京都まで戻りました。(中国大返し

 途中、本拠地である姫路城に戻ると、現在の価値でいうと80億円相当の金銀を将校クラスの侍達に。また8万石の備蓄米を全ての兵隊に分け与えたのです。

 「信長様の仇をうつため、負けるわけにはいかない」

 そう思った秀吉は、直属の家臣には金銀財宝を。そして2万人の部下達には40万石の米を与えるという大盤振舞をしたのです。

 「勝つ前にこれだけくれるのだから、勝った後はどれだけくれるのだろう。」

 部下達の士気は極限まで高まりました。その上で秀吉は「いざ!出陣!打倒光秀!」を掲げ、京都と大阪の県境・山崎にて見事、明智光秀を倒すことに成功したのです。(山崎の戦い

 人心掌握のテクニックとして、気前良く報酬を与えるということが挙げられます。このように子供の外発的動機を最大限にまで高める方法は、あえてテストの前にたっぷりとご褒美を与えることです。

そのあと、「さあ!テスト、頑張ってね!」と激励してあげましょう。

テストで良い結果を出せば、もっとたくさん褒美がもらえるという期待感に加え、与えてもらったことに対する返報性から勉強へのやる気を高めることができると思います。

以上

今回も最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。

本宮 貴大でした。それでは。