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人は本来、やる気満々で生まれてくる。

 こんにちは。本宮 貴大(もとみや たかひろ)です。

この度は、記事を閲覧してくださって本当にありがとうございます。

今回のテーマは「人は本来、やる気満々で生まれてくる。」というお話です。

是非、最後までお読みくださいますようよろしくお願いします。

「好奇心のかたまりで、やる気に満ちた存在。」これが本来の人間の姿なのです。私達は「無気力な大人」を大量生産している日本の教育制度を見直す必要性を迫られています。

 教育心理学では「人は本来、やる気満々で生まれてくる」とされています。

 人は生まれてから1歳前後になると、発達心理学では「言葉の爆発期」と言われるほど、脳や筋肉が活発になります。

 

 私自身、コンビニ店員としてレジに立っていると、1~2歳くらいの子供を連れたお母さんが、子供の好奇心を抑える(?)ことに悪戦苦闘しているのを見かけます。子供はいろんな商品に手を出し、お母さんがそれを取り上げると、今度は別の商品に手を出し、また取り上げる。お会計の時も、お母さんが財布からクレジットカードを取り出せば、今度はそのカードを欲しがり、それを取り上げれば、今度はスマートフォンに手を出し・・・・といったようにその好奇心はとどまるところを知らない。

 言われてみれば、憂鬱そうに遊んでいる乳幼児は見たことがありません。人は本来、意欲や好奇心に充ち溢れて生まれてくるのです。

 

 しかし、人は大人になるとその意欲をなくしてしまう。本来やる気満々で生まれて来たはずの子供が、学校を卒業する頃には、しっかりと(?)無気力になっています。この原因は一体何か。

 

それは学校教育です。これが諸悪の根源です。

 

 

 日本の教育は主に2つの柱です。「~しなければならない」と「~してはいけない」です。

 

 「教育」というと「教育される方」にとってメリットが大きいように感じますが、実は逆です。実際は「教育する方」にとってメリットが大きいように行われています。つまり教育者が管理しやすいように子供達の自由な考えや行動を制限しているのです。そこで「~してはいけない」と「~しなければならない」ことを強要するのです。

 人間は強制されたり、押し付けられたり、義務感を感じると、猛烈な勢いでやる気を失います。あなたも~しなさいとか~するべきと言われたらやる気はおろか反発の感情も出てくるのではないでしょうか。

 

 こんな教育方法がどれほど愚かなことか分かりますか。どれほどたくさんの子供達の可能性を摘み取っているか分かりますか。

 勉強という無意味なことをひたすらやらされ、何も特技もない、似たような大人を大量生産しているのです。その結果、社会に出た頃には完全コモディティ化された血みどろの戦いを強いられる。アイデンティティを失った大人達が増えている原因はこれです。

 

 結論をいうと、子供達は好きなことをやれば良いのです。人間は本来、やる気に充ち溢れているのですから。好きなことをたくさんやってみて、その中から自分の才能や特技を見つけて、それを伸ばし、社会に貢献していくのです。それが本来の人間社会のあるべき姿なのです。

 

 日本社会はどうしても「好きなこと」=「ラクなこと」と解釈する傾向があります。それは全く違います。自分の個性や強みを見つけて決してラクなことではないです。

 私達は今、教育のやり方を見直す状況に立たされています。目を覚まさないといけない。いつまでも時代遅れの教育を続けていくことが社会の停滞を招いていることに気付いた時、明るい未来が創られるのです。これについては今後も述べていきたいと思います。

以上。

今回も最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。

本宮 貴大でした。それでは。