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習慣化のパワーで勉強を制する

こんにちは。本宮 貴大(もとみや たかひろ)です。

この度は、記事を閲覧してくださって本当にありがとうございます。

今回のテーマは「習慣化のパワーで勉強を制する」というお話です。

是非、最後までお読みくださいますようよろしくお願いします。

 最初は地味なことから始める。人間の特性をしっかり理解しておきましょう。3日、3週間、3カ月と継続すれば習慣になります。

 過去記事の「習慣化のコツ」でも紹介しましたが、習慣化には毎日出来るような小さな小さな事から始めていくことです。最初から飛ばしすぎない。1日10分から始める。勉強とは単調な作業の継続なので、その抵抗感をなくすつもりで始める。気合いを入れない。無理をしない。さりげなく始める。地味なことから始める。焦らない。とにかく最初の3日を乗り切る。3日、3週間、3カ月と継続すればやがて習慣となります。

イギリスの作家・アーノルド・ベネットは著書「自分の時間」で新しいことを始めるときの注意点を以下のように述べている。

 

「はじめから多くのこと企てないようにしよう。少しで満足するべきだ。思いがけないことが出来(しゅったい)する可能性や、人間性というやつも頭に入れておこう。特にあなた自身の性格を。」 

「自分の時間」 アーノルド・ベネット著 渡部昇一訳・解説 三笠出版より

 

 例えば、筋肉が鍛えれていない人が決意したその日から、突然腕立て伏せを100回やったらどうなるでしょうか。筋肉痛を起こして数日間、動けなくなり、結局筋トレは初日で挫折し、本末転倒の結果に終わります。勉強するには勉強の体力をつくる段階から始めていくべきです。

 過去記事の「勉強出来る人はなぜ冷静なのか」でも紹介しましたが、頑張りすぎるとその分大きな結果を求めるようになります。しかし、結果はすぐには出てきません。そのギャップから大きな挫折感を感じます。皮肉なことに頑張り過ぎている人ほどいとも簡単に行動を辞めてしてしまうのです。

 

 また、「習慣化するコツ」でも紹介しましたが、習慣化するには環境を整えることが重要です。環境を整えれば意志のパワーに頼ることがないので、効果的です。しかし、「テレビを売却するのはもったいないなぁ・・・」という方に1つ伝えなくてはいけないことがあります。

それは「意識が変わったから環境が変わるのではなく、環境が変わったから意識も変わる」ということです。理屈では成立しても、実際問題、私達は環境の影響をもの凄く受けているのです。新しい事を習慣化したいなら意識よりも先に環境を整えるのが一番近道です。

 

 「テレビを観ない生活なんて考えられない!」と思う方もいるかも知れません。しかし、心配無用です。人間には環境適応能力が備わっています。いわゆる「慣れ」です。しかも地球上の全生物の中でダントツ一位です。これを提唱したのが、イギリスの生物学者チャールズ・ダーウィンです。

 だからこそ人間は3万年もの間、厳しい自然界を生き残り、地球の支配者になることが出来たのです。「石の上にも3年」という言葉がありますが、あれは人間の環境適応能力を表した言葉だそうです。

 「うちの子、家では勉強に集中出来ないから塾に行かせているの。」という親御さんがいますが、これは正しいです。少なくても塾に行かないよりか効果はあります。率直にいうと「思いたったが吉日」です。ささっと環境を変えてしまいましょう。

 

 「ショーシャンクの空に」という映画をご存じでしょうか。あの映画から学べることは、「どんなに小さなことでも心をこめて長期間毎日続けていけば奇跡が起きる」ということです。

 人生を極めるには習慣化を極めること。人生が変わらないのは、習慣が変わらないから。つまり人生を変えるには習慣を変えるということです。

以上。

今回も最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。

本宮 貴大でした。それでは。