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勉強は量?それとも質?

  こんにちは。本宮 貴大(もとみや たかひろ)です。

この度は、記事を閲覧してくださって本当にありがとうございます。

今回のテーマは「勉強は量?それとも質?。」というお話です。

是非、最後までお読みくださいますようよろしくお願いします。

勉強は量と質の両方が大事。人間が成長するには時間が必要。さらに、より理解度を深めるには集中して取り組む必要があります。

 勉強は量なのか、質なのかしばしば議論になることがあります。どちらが正しいのでしょうか。

 結論からいうと、両方とも大事です。今回は量重視の勉強と、質重視の勉強を両者のメリット・デメリットをそれぞれ述べてみたいと思います。

 「量」とは、言い換えれば「時間をかける」ということです。とにかく時間をかけて絶対量を増やすことで、内容を理解し、身につけるということに重点を置いた考えです。すなわち、時間という餌を与えて、問題解決を飽和状態にさせるのです。

 「質」とは、言い換えれば「集中」ということです。時間や勉強量にこだわらず、どれだけ集中し、どれだけ身に付いたかに重点を置いた考え方です。

 

 まず、「量」重視の勉強のメリットについて考えてみましょう。

 勉強には多くの時間をかける必要があります。実際に勉強を習慣化する時や、結果が指数関数で伸びてくる臨界点に達するには時間をかけてこそ、実現可能なものです。

 また、人間の記憶は基本、繰り返すことによって定着していくので、復習量が増えれば増えるほど、確実に実力はついていきます。つまり、練習量を積み重ねれば、記憶は簡単になるのです。

 例えば、今まで30分かかっていた問題が10分で解けるようになるというスピードも上がってきます。(これはワーキングメモリが関係していますので、別の機会に説明します。)

 さらに、間違えた問題ほど脳は強く記憶するので、取り組む問題数の絶対量を増やし、たくさん間違えることで記憶に定着させる機会も増えてきます。

 

 一方で「量」重視の勉強のデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。例えば「昨日は3時間やった」とか「問題集を20ページやった」とか勉強量そのものに満足してしまい、肝心の「どれだけ身に着いたか」に注意がいかなくなってしまう点があげらるでしょう。これでは、努力の割に結果が出ない「やっているつもり」になってしまいます。

 

 次に「質」重視の勉強のメリットについて考えてみたいと思います。

 集中すれば「知っている」から「分かっている」へと理解度のより深める勉強が出来ます。勉強は丸暗記ではなく、理解して覚えることが原則。意味も分からずにただ丸暗記するのは無駄な努力であり、そんな勉強では、時間をかけた割に成果が出ないことになってしまいます。

 

 一方で、デメリットは何でしょうか。人間の集中力には限界があり、何時間も連続して集中し続けることは、訓練されたアスリートや将棋の棋士でも中々出来るものではありません。高い集中力を維持出来るのは15分、普通の集中力が維持出来るのは45分、そして人が集中力を維持出来る限界が90分です。

 このように長時間の集中は無理だからといって、短期集中や効率性ばかり追い求めてしまい、記憶が消化不良を起こし、逆効果を起こしてしまうことです。過去の記事でも述べていますが、そもそも人間は効率的に成長するものではないのです。

 しかしながら、理解するというのは口で言うのは簡単でも、実際そう簡単なことではありません。教科書を読んだり、問題集の解答を見るだけでは分からない部分も出てくるでしょう。そこで丸暗記してしまう人もいるでしょう。

 膨大で広い範囲の学習内容を習得するにはある程度、時間はかかります。「知っている」を「分かっている」レベルまで自分の中に落とし込むことは短時間では不可能なのです。

以上。

今回も、最後までお読み頂き、ありがとうございます。

本宮 貴大でした。それでは。